インスリン持続皮下注入療法 / CSII

よりよい糖尿病管理で、よりよい暮らしを
糖尿病の治療において、今まではインスリンを自己注射、つまりご自身で定期的に(1日に3-5回程度)注入する必要があり、さらに、ご自身でコントロールが必要という苦労と煩わしさが常にありました。インスリンポンプは正しく使用すれば、このような問題点を解消できます。1日に3-5回の自己注射に比べて、3日に1回のカニューレ留置で済む為、管理が非常にスムーズになります。もちろん、器械である以上、故障やトラブルなど若干のリスクはありますが、適切な予防と対処により軽減できます。結果として、生活における自由度が増して、患者様のQOLの向上に貢献できると考えます。私たちは、この機器のレンタルを通じて、患者様に安心とより良い暮らしをサポート致します。

24時間サポートライン
医療に休日はありません。当社はメーカーと連携してサポートラインを設置しています。夜間や休日の故障やトラブルなどの緊急時には、24時間体制で対応いたします。

※ 尚、CSII療法についてのお問い合わせは、お電話またはメールにて弊社までお問い合わせ下さい。

インスリンポンプについて

インスリンポンプとは
インスリンポンプとは、インスリンを注入するための器械で、

1.ポンプ本体(メドトロニック社製 パラダイム)
2.注入セット(ポンプと本体をつなぐチューブ及びテープ付きカニューレ)
3.シリンジリザーバー(約3日分のインスリンを吸引してポンプに内蔵する注射器)
4.インスリン(超速効型または速効型のバイアル(瓶入り)を使用)

から構成されます。
※ イメージ画像(パラダイム使用例)

CSII 療法と注射療法の比較

CSII 療法 注射療法
インスリン投与方法 ポンプ+注入セット ペン型注入器+注射針
使用する
インスリンの種類
超速効型または速効型
の1種類のみ
持効型+速効型または
混合型+超速効型等の
2種類以上
注射の回数 3日に1回のカニューレ留置 1日に3-5回の注射
血糖値傾向に
合わせた注入設定
食事・運動への対応
血糖自己測定の
必要回数
4回以上 4回以上


ポンプの適用
・頻回注射では上手く血糖コントロールができない
・HbA1c改善が見られない
・低血糖が頻発する
・暁現象がみられる
・運動をよくする
・小児
・妊娠している、または妊娠を希望している
・胃不全麻痺がある
・多忙で食事や睡眠の時間が一定でない
・シフトワークに就いている

ポンプの利点(注射療法と比較して)
・(超)速効型インスリンの持続投与により一定のインスリン血中濃度が実現できます。結果、
 低血糖・高血糖のリスクが低減
・患者様の血糖値変化の傾向に合わせ、注入をプログラムできます。結果、より良好な血糖コン
 トロールが達成可能

・生活の変動(食事・睡眠・運動・旅行等)への対応が容易です。結果、生活の自由度が増加
・1日数回の注射が不要です。
・HbA1cが改善されます。
・良好な血糖コントロールの実現により、長期合併症発生のリスクを軽減できます。

ポンプのリスク
■一般的に以下のリスクが考えられますが、適切な予防と対処により、このリスクは軽減できます。
・注入セットの閉塞やポンプの停止による高血糖 ⇒ 適切な注入セットの選択と挿入、対処法の
 修得、適切な自己血糖測定で防ぐことができます。

・注入セットの固定用テープによる皮膚のトラブル ⇒ 適切なテープ選択と早めの交換が必要です。
・注入部位の発赤・痛み ⇒ 適切な注入セットの選択と挿入、早めの交換が必要です。
・インスリン注入量の誤りによる低血糖 ⇒ ブドウ糖キャンデーやグルカゴン等、救急セットの
 準備をしてください。

・ポンプのトラブル(故障・落下・水没)や誤った使用法による問題 ⇒ 対処法を身につける

それでも困った時は、24時間サポートラインへお電話下さい。

ポンプを使用できる方
■ポンプはその効果が実証されていますが、使用にあたっては次のような方が対象になります。
・より正常に近い血糖値達成を希望される方。
・担当医やスタッフの指示を守れる方。
・自身の血糖コントロールに積極的で、少なくとも1日4回以上の血糖自己測定ができる方。
・ポンプの使い方やトラブルの対処法について、理解・習得ができる方。
・家族の協力が得られる方。
・月1度の外来診療を受けられる方。


診療報酬点数


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最新取扱い機種情報



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