スリープケア - CPAP療法・睡眠時無呼吸症候群

快適な睡眠は明日への活力
人生の3分の1ほどを占めるといわれる「睡眠」。私たちが生存するために欠かすことの出来ないものであり、健康な毎日を過ごすためにとても大切なものです。
快適な睡眠は健康な明日への活力。私たちは「質の良い、快適な睡眠」をサポートいたします。ご自宅で就寝時に使用する睡眠時無呼吸症候群治療器「CPAP」や、ご自宅でかんたんに装着できる「簡易型無呼吸症検査機器」など、用途に合わせたご提案をご用意しております。

■睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndorome=SAS)とは
睡眠中には、健康を維持するために体内で様々な働きが行われています。その睡眠中に何度も呼吸が止まってしまうのが「睡眠時無呼吸症候群」と呼ばれる病気です。
睡眠中に息が止まると、体が低酸素状態になり心臓や体に大きな負担をかけるばかりか、何度も脳が覚醒し、結果的に熟睡できず、ひどい眠気に襲われたり、心筋梗塞や狭心症、脳血管障害などの生命にかかわる重大な病気を誘引するといわれております。最近の統計では、無呼吸の方の8年生存率が64%との報告があり、放置しておくと、とてもリスクの高い病気であると言えるでしょう。
また、最近では眠気が原因による交通事故や産業事故も大きな社会的問題となっております。

どうして無呼吸になるのか
人は眠りにつくと、体が弛緩してしまいます。そのため、舌や咽喉の緊張が解けて、舌根沈下を起こし、自らの気道を塞いでしまうのです。
定義としては睡眠中に、10秒以上の無呼吸・低呼吸が1時間あたり5回以上ある場合をいいます。なお、1時間あたりの無呼吸低呼吸回数(AHI)が 〜19回までは軽症、20〜39回までは中等症、40回以上で重症となります。

        

こんな症状のある方はご注意を
        

気になる症状がある方はチェックしてみましょう >> 睡眠時無呼吸症チェックリスト

睡眠時無呼吸検査〜治療までの流れ


       

@ スクリーニング検査
問診の上、疑いがある方を対象にスクリーニング検査を行います。スクリーニング検査の方法は2通りあります。

■パルスオキシメーターによる血中酸素飽和度測定検査


睡眠中の血中酸素飽和度から、無呼吸の疑いを予見できます。機器も腕時計のような小型のもので、ご自宅にて手軽に実施できます。

■簡易型PSG検査

睡眠中の呼吸状態と血中酸素飽和度を測定し、無呼吸の確定診断を行います。小型・軽量でかんたんに装着ができ、ご自宅で検査ができます。
但し、この検査の結果、無呼吸低呼吸指数(AHI)が40回/h以上(重症)ある場合は、CPAP治療が保険適用となります。

A 精密検査
スクリーニング検査の上、中等症以上の無呼吸の疑いがある患者様を対象に、精密検査(フルPSG検査)を実施します。基本的に入院検査となり、呼吸状態や血中酸素飽和度の他に脳波・眼球運動・筋電図・呼吸努力などから睡眠状態を詳細に検査します。通常は検査に1泊、治療効果判定に1泊の入院が必要になります。

B 治療選択・治療開始
検査結果に伴い治療の選択を行います。治療には主に以下の3通りあります。

CPAP治療(内科的治療)
鼻にマスクを装着し、気道に圧力をかけることで舌根沈下を抑え、無呼吸の原因である上気道閉塞をなくします。手軽で効果が高く、現在最も選択されている治療法です。
      

      

マウスピース(歯科的治療)
マウスピースを装着することで下顎や舌を前に出し、上気道の閉塞を緩和する治療法です。主に軽症例や、CPAPが合わないケース等に選択される場合が多いです。
                 

手術(外科的治療・耳鼻咽喉科など)
肥大した扁桃腺や軟口蓋(咽喉の奥の肉ひだ)を手術で取り除きます。一般的に、原因がはっきりと特定されている症例で行われることがありますが、完治しない場合も多く、手術のリスクを考えると現在はあまり選択されていないのが現状です。

睡眠時無呼吸症候群 チェックリスト

あなたはいくつ、あてはまりますか?

■毎晩、激しい「いびき」をかくと言われる。
■睡眠中、呼吸がしばしば止まっていると言われる。
■朝、頭痛や頭重感がある。
■日中、眠気を感じる。
■日中、よく居眠りをする。


□眠りが浅い。
□睡眠中、何度も排尿のために起きる。
□仕事中など、集中力が続かない。
□朝、のどの渇きがある。
□血圧が高い
□肥満である。


■が1つでも当てはまる方
□が2つ以上当てはまる方

睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。一度、かかりつけ医または専門医へご相談ください。

機種ラインアップ



APEX社製 オートCPAP XT

手のひらに載るほどの超小型CPAPです。重さは内蔵ACアダプタ込みで、わずか800グラムと軽量、旅行や出張へ楽に持っていくことが出来ます。さらに息を吐く時の圧抵抗を軽減し、吐きやすくする機能やminiSDカードによるデータ管理も可能です。



Philips respironics社製 オートCPAP REMstar Auto System One

定番シリーズのREMstarが新しくなりました。CPAP療法時の無呼吸イベントに対して、患者様の状況に合わせた治療圧の調整をするほか、閉塞性または中枢性無呼吸のイベントを識別する機能を追加。シンプルでコンパクトなデザインを採用し、操作性と快適性を高めた新しいCPAP装置です。A-Flex/Encore2 SDカードシステム搭載。



小池メディカル社製 オートCPAP jasmin

現ラインアップでは580gと最軽量・超小型のCPAPです。唯一の日本製CPAPとして、着実に実績を積み重ねています。開始圧を日々のコンプライアンスから自動設定する機能や、急激に圧を上げない独特のアルゴリズムを搭載。USBメモリによるデータはおよそ2年分記録が可能。



チェスト社製 オートCPAP iSleep 20+

軽量・コンパクトで、まるで目覚まし時計のような斬新なデザイン。静音設計で操作しやすい日本語表示。背面が加温加湿器になっており、一体で使用できる。また、目覚まし時計が付いており個性的な1台といえます。CFメモリーカードによりデータ管理ができるようになっている。



Pacific Medico社製 簡易型睡眠検査器 SmartWatch PMP300/300E

まるで腕時計のように軽量・コンパクトで、装着も鼻カニューレとオキシメーターの2点のみでかんたんに出来ます。チャンネル数は、鼻フロー/いびき/SpO2/脈拍数/体位/体動の6チャンネル。(300Eは呼吸努力が付いて計7チャンネルとなります)



Pacific Medico社製 パルスオキシメーター検査器 PMP200G+

腕時計のように軽量・コンパクトで、装着もかんたんに出来ます。連続50時間測定が可能、データ解析も扱いやすく出来ております。

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